ホテルウーマンにとって仕事場はステージである。その舞台で演じるホテリエは、常にゲストから見られているという高い美意識を持って働いている。ホテルロビーはまさに、人が交差し、ドラマが生まれる場所。今回は、ゲストから素敵なホテリエとして頼られる為に、心掛けている美のヒントを特別公開します。
ホテルウーマンにとって仕事場はステージだ。その舞台で演じるホテリエは、常にゲストから見られているという高い美意識を持って働いている。
ホテリエは、制服に着替えると同時に、プロスイッチが入る。ゲストとの距離間も近いので、グルーミングや美容法には常に高い関心を持っている人が多い。
その根底にあるのは、気持ち良くゲストをお迎えするため最低限のエチケットとも言えよう。昨今では常にマスクをしている為、目や眉の部分メークに力を注いでいる人が多いように思える。
ホテルに到着すると、車寄せで荷物を預けてから、エレベーター、レセプション、そしてレストランに至るまで、コロナ禍であっても、その場その場のシーンでホテリエがお出迎えしてくれる。
ホテルロビーはまさに、人が交差し、ドラマが生まれる場所だ。その中で、ひときわ異彩を放つ存在がいる。大体の場合、それが総支配であることが多い。VIPをお迎えする際、車のドアを開ける人、荷物を運ぶ人、セキュリティーを監視する人、チェックインの案内係など、ホテルスタッフが総出で集まっていることがある。独特の雰囲気で、緊張感が漂い、どなたかいらっしゃるのですか?と他のゲストにも聞かれる。従業員も、総支配人がお迎えしているシーンなどを見習いVIPゲストへの対応の仕方を学んでいくのである。さりげない気遣いこそがプロトコールというVIPへの接待の瞬間に現れるのである。
プロトコールは、「国際儀礼」あるいは「世界標準公式マナー」と訳されます。もとは国家元首同士の会談などでの公的な儀礼を指す言葉ですが、最近では、国際的なマナーやエチケットの総称としても用いられるようになりました。世界中の人々が文化や宗教の違いを超えてスムーズに交流できるように定められた、いわば世界共通のルールです。
プロトコールにおいて何よりも大切なのは、お相手の文化や習慣を尊重する姿勢と、恥をかかせたり不快な思いをさせないための、”思いやりの心”です。時代とともに常識は変わっていきますが、人と人とのお付き合いにあたってのこうした姿勢や心ばえというものは不変で、いつの時代にも重んじるべきものです。
お相手が外国の方であればもちろんのこと、日本人同士であっても考え方や価値観、習慣は人それぞれですので、ある意味、異文化といえるのではないでしょうか。そう考えますと、異文化を学び理解しようとする姿勢は、国内においても求められるはずです。プロトコールは、決して特別な人だけが必要とする知識ではなく、誰にとっても身近な教養なのです。
また、プロトコールは世界でもっとも美しいマナーといわれています。学ぶことで、内面から美しさに磨きをかけ、人との関係、ひいては人生そのものを好転させることができるでしょう。 (日本プロトコール・マナー協会より引用)
ハウスキーパーやエンジニアなどのバック部門のスタッフでさえ、ゲストが良くみているのだなあと感じるのは、後から届くゲストからの口コミからだ。ソファーを手直ししていたハウスキーパーの笑顔が良かったとか、近隣の情報を親切に教えてくれた清掃のスタッフが良かったなどとコメントを頂くことがあるからだ。
今回は、ゲストから長い間素敵なホテリエとして頼られる、管理人が心掛けている美の秘訣を一挙に紹介していきます。
1.笑顔こそが世界共通の美容法
不機嫌な顔をしたホテリエは、どこのホテルを探してもいない。ホテルスタッフは、ゲストに喜んでもらうことが、自分の使命だと考えている。そして何より一番の世界共通の美容法は笑顔だ。口角を上げ、張り艶のある声で、素敵な笑顔で挨拶をされると皆がハッピーになる。笑顔はユニバーサルなおもてなし、そして実は一番のホテリエの美容法なのである。
私たちの筋肉には、大きく分けて皮膚筋と骨格筋という2種類の筋肉がある。笑ったり悲しんだりする私たちの表情を作る表情筋は、皮膚と別の部分をつなぐ小さな筋肉です。笑顔が多い人は、自然と表情筋を鍛えることができているといわれています。
表情筋が衰えてしまうと、重力によって皮膚が下がり、老け見えの印象になり、年齢よりも上に見られてしまうことも多いのです。そして表情筋を動かすだけで、気持ちが明るくなれます。舞台の上で、笑顔で毎日表情筋を鍛えているホテリエはこのためか若く見える人が多いのかもしれません。もしもつらいことがあっても私には笑顔があると覚えておいてください。笑顔と心は連動していますよ。
笑顔を作るのが苦手な人は、一度舌を上顎につけて、おちょぼ口にします。その時笑顔の目を作ってみて、そのまま口を緩めます。そうすると笑顔になります。やってみてください!あるいは皆さんの大好きな人を創造することですね!自然と笑みがこぼれてきますよ。
2.歯のホワイトニング
ホテリエは、口臭はもちろん、歯の清潔さを保つことに余念がない。今は誰もがマスクをしていて口元が見えないが、マスクオフしたふとした瞬間に、歯の白さや清潔さから普段ケアをしているかどうか感じられる。アメリカの政治家などの歯のホワイトニング率の高さには驚かされるが、年配の方でも、とても清潔で若見えで、日本でも見習いたい習慣である。今こそ、ホワイトニングを積極的に取り入れて、笑顔の印象を若々しく清潔なものにしたいものである。
管理人は、コーヒーやお茶を良く飲むため、歯にステインが付きやすい。お金をかけず手軽に自宅でできる3DホワイトニングとLEDを交互に利用しお手入れしている。利用するのは、これ以上着色しないためでもあるが、やはり白く清潔な印象を保つには継続が大事である。
3.コロコロリンパケア
立ち仕事が多いホテリエにとって、その日の体のむくみや疲れを取ることは既に生活習慣の一部である。ホテリエは、隙間時間や夜、お風呂でのバスタイムをうまく利用し、自分へのメンテナンスタイムタイムにしている。リファから出ている ”カッサ レイ4 ”は毎日使えてクオリティーが高い。特に、鎖骨部分、顔の頬骨やあごのライン、腓骨(脛), くるぶしや、ふくらはぎにロールをコロコロ転がし,下記の写真の様に流していくと、次の日の首のコリや朝の足の軽さやが断然違ってきます。
このカッサレイ4の何が優れものかというと、カッサの先についている4つのボールの大きさや動きが、絶妙にどんな体の部位にフィットし、コロコロツボを押しながら滑らせるとリンパだけでなく指圧効果も得られる点です。また濡れているほどスムーズに利用でき、お肌をつまんだり、傷めない所が大変気に入っています。2021年の美容グッズの中では、ベストバイに入る優れものである。昔はスウェーデン製の天然石のカッサなども使用していましたが、リファのカッサは微電流も流れ、肌の深層部分にも届いている使用感があり、お勧めです。
4.ボディ用 たわしで経絡を流す
ホテリエは朝が早い。そのため朝起きたら、全身に血が巡るように経絡に沿って、たわしを使ったトリートメントがお勧めだ。管理人は、”亀の子たわし”から出ている、“しっかり固めのニシオくん”を朝起きてシャワーに入る前30秒の時間でトリートメントをしている。気をつけたいのは、このたわしは”掃除用のたわしではない”
ので、家にあるものではなく、体専用を選びましょう。このトリートメントをすると、体の末端まで血流と気が巡りはじめるのがわかります。バランスが安定しない朝に、体がポカポカしてきて、ふらついた体も安定してきます。肌の表面もつるつるになるようで、たわしに抵抗のある女性よりも男性へのプレゼントに喜ばれています。冷え性の方にもおすすめです。
5.その日の疲れはその日のうちに筋膜リリースで取る
仕事から帰って、家着に着替えた後、”ふーっ”とソファに座り、やはり一息つきたいものだ。そんな時、テレビなど見ながら筋膜リリースができるのがパワーローラーだ。疲れの疲労物質は貯めると悪循環なので、疲れた場所をSIXPADのパワーローラーを使ってストレッチできる。最大 3000回/分の振動機能を搭載しており、表面の凸凹がストレッチをサポートしてくれ、筋肉に心地よくアプローチ。お気に入りは、思ったよりも小型なのでどんな体の部位でも使い安いところだ。一番のお勧めは腰と肩甲骨とわきの下である。スイッチを止めた後に体に多少振動が残るのと、直接フローリングに置くとマンションなどでは”強”を使用すると床にひびくので、座布団などを敷いて行うと安心して使用できます。
6.気功とお灸セットで自然治癒力を上げる
就寝前の15分間を利用し、盛鶴延老師秘伝のQigongセイシュ3種類を行っている。これは、シャワーを浴びるような感覚で行う。ホテリエはサービス業の為、沢山のゲストとお会いしたり、部屋の清掃をした時、色々な邪気をもらっていることがある。その日に受けた様々な邪気を発散する気功法(しゃ法)を行うことで、次の日に嫌なことを持ち越さないことも大切である。短い時間でも、何も考えず、ぼーっとして、リラックス感、爽快感が得られる。
呼吸で内省を見つめたり、しゃ法を行った後、老廃物や邪気が滞っていそうな場所、体に違和感のあるまたは、響きのある場所に市販のお灸を据えて、気になっている部位の気の流れを良くするトリートメントをする。お灸が慣れていない方は、湯たんぽでも大丈夫です。管理人は、カマヤミニの弱を使用している。こちらのお灸は、温度もきちんと上がってくれてしかも煙が少なく自宅に家族がいる方などには使い安いお灸だと思います。
7.香のシャワー、オーガニックオイルで全身ケア
管理人のスキンケアは、オーガニックオイルとローションだけである。それ以外は何も使用していない。この組み合わせの良い点は、水分とオイルバランスが即座に整い、肌が柔らかくなることだ。他の製品に比べ沢山の化粧品を使用する必要がないので、コストパフォーマンスも良い。オイル成分で、化粧時の肌艶が良くなることも気に入っている。季節や気分によってオイルの香を色々と変えることもできるので、お手入れ時、香との相乗効果も非常に高い。
夏は、ミントやライムなどのさわやか系を使用。冬はサンダルウッドなどのウッドベースを選んだりもでき、自分に華やかさが足りないと思った時に、ジャスミンやフランキンセンスなどの香で華やかさを取り入れたり、集中したい時には、レモングラスなど、内臓が弱っていると思った時にはオレンジの香など、その時々で自分の体調と心の管理を同時に行うことができるのでお勧めだ。
ホテルの中は、常に乾燥している。また夏の冷房などで乾燥しやすい場合は、CURELのスプレータイプでのお手入れがお勧めである。最近コロナの関係で手洗いの回数も増えその上、アルコール消毒で肌にも負担がかかっています。そんな時には手元からひじまでセラミドをスプレーしておくだけで乾燥を防いでくれる。何と言っても、さらっとしているのに、経皮への浸透吸収が良く、見た目からも潤い度の品質が高い。ホテルでは手もゲストに見られることが多いため、手の甲から腕にかけては多めにスプレーして、指先まで美しい所作を心掛けている。
8.ホットヨガとウエアで自分の殻を破る
管理人は、三日坊主で飽きっぽい性格です。そんな中、唯一続いているスポーツがホットヨガがある。その魅力は、
- 一回に大量の汗をかくことにより心も体もすっきりする
- 肌がきれいになる
- ヨガウエアを着るために、体のラインに気を付けるようになる
- 人と比べず、自分を見つめることができる
- 自分の殻を破るポーズで自分の限界を超える喜びがある
ホットヨガを初めてから何年になるだろうか、10年以上ヨガをやっている。挑戦したヨガは、岩盤ヨガ、溶岩ヨガ、常温ヨガなども通ってみたが、やはりサウナ好きで、もともと体が硬い管理人にとっては、終わった後の爽快感で、ホットヨガに落ち着いている。
最初はできる人が気になっていたが、今では、レッスンも一通り参加し、何とか人を気にせずにヨガに集中できるようになってきた。ヨガの真骨頂である内面と向き合うこと、ポーズの際に頭と足を引きあうこと、いい具合に力が抜けて来て、呼吸に集中してヨガが行えるようになってきた。天と地からパワーをもらい、先生や教室の他の方からも良いエネルギーをもらっている。お
ヨガの先生の素敵なポーズを見て、挑戦してみたり、素敵なヨガのウエアを見ていると、あれを着てみたいなどと、良い意味での美へのモチベーションがアップする。何度もポーズを挑戦しているうちに難しいポーズができるようになると、自分の限界を超えることへの喜びを知り。普段の生活で自分がいかに小さい殻の中に閉じこもって生きているのかも知り、また新たなことへ挑戦するエネルギーがわいてくる。ヨガが終わった後、人に会うとやはり肌がきれいと言われることが多いのもうれしいことである!
気功とも合わせて、息を吐く時に全て吐き捨てず、大切に吐いてエネルギーをお腹にため込んで楽しんでいる。
9.お家でハイドロセラピー
水の持つ癒しの力は偉大だ。大自然の中、水音は涼しさを感じさせてくれるだけでなく、滝、海、川、温泉。人は疲れる、ローマ時代より、ハイドロセラピー、水治療が民間でも利用されていた。足湯、スチームバス、温・冷水のジェットシャワー、ワールプールなど、身の回りにある温泉などに行きたくなる。
母親の羊水の中でぷかぷかと浮かんでいた胎児の頃、私たちは外の世界の音や母親の感触をその水を通して、安心感を得ていたこともあり、水と体や皮膚のかかわりはずっと続いている気がする。
お勧めのお風呂がある。TOTOから出ているお風呂シンラ(SYNLA)というお風呂だ。この浴槽は普段はお湯につかりにくい部分の肩と首の部分に温泉の様に柔らかいベールのお湯が流れ、まるでかけ流し温泉の様に循環され、その水音にも癒される。また調光が調節できるディマースイッチもあり、普段明るすぎる室内がホテルライクなお風呂に様変わりする。水のゆらぎ効果もあり、腰部分にジェットバスが装備されており、コロナ禍で、家時間が多くなった今、自宅でハイドロセラピーができ、首肩までかけ湯があるため、究極のスパタイムで、最高の発汗ができます。
10.放射線状にヘッドケア
髪に艶がある人ほど、若く見えるもの。髪にまとまりがなかったり、不潔な髪の毛だと、このホテル本当に大丈夫かなとさえ思わせてしまいます。顔や体の他の部分は気にしていても、肝心な髪の毛に気を遣っていないと、以外に見た目に大きく影響しています。頭のツボは放射線状に点在している為、TSU-BO HEADを帽子の様に被るだけで効果は抜群である。またアベダのパドルブラシは髪をとかしたり、ポンポンと叩きながら、頭に刺激を与えてあげると、髪もつややかになります。頭に刺激を与えた後は、その刺激の為か眠そうな目元までがぱっちりしてくる。
11.ミネラルクレイ洗顔でエイジングケア
毎日のお手入れにお勧めのミネラルのクレイ洗顔がある。天然鉱石を微粒子化した成分で、洗いあがりのお顔に輝きが戻ります。エレクトーレの嬉しいところは、洗顔にパックする時間がわずか10秒というところ。それなのにミネラルがマイナス電位により肌に吸い付き、洗いあがると油分は奪わないで潤い,張り、艶だけが残る優れものでお勧めです。
12.声を響かせてストレス解消
最近コロナ禍のため、声を潜めることが多くありませんか?声を出して話したり、談笑したりすること、声を外に出すことがどんなに気持ちの良いことか?黙っているとメンタル的にも引きこもりがちに感じてしまいます。英語やスペイン語、中国語の挨拶を音読したり、お風呂でポジティブ言葉や自分の好きな言葉を発生し、活舌良くリズミカルに発音したりしています。海外の方の声を聴いていると、発声の仕方が喉の奥、お腹から響いているような太い声に感じますが、私たち日本人はぼそぼそと口先で発音している為、実は、体の機能をすべて使っていないような感覚があります。声楽家の方を見ていると、体がドラム缶の様で、まっすぐ天まで伸びているように太い声で、体の使い方が上手だなあといつも思います。
管理人は、密教の気功法で任脈を開く気功法、「オーム」「ア」「フーン」と、督脈を開く気功法、「ホーン」「ハ」「へ―」を唱えます。密教気功法は、独特の音の波動と、指や手から出た気を使い、3つの丹田を刺激し、活性化する方法です。手を3cmぐらい体から離して、声と両手の親指から出る気が各丹田と共鳴し振動してくるイメージです。
音とは振動であり、人間の身体は70%が水分で出来ているため、正しく発音されたオームの音は、体内のバランスを整えて調子を整えると云われています。
夜など、大きな声を出したいけどなかなかご近所の事を考えて出せない場合に便利なのが自宅で全力熱唱ができるボイストレーニングツール UTAET(ウタエット)が便利である。約1/3になる消音機能搭載。日頃のストレス解消やカロリー消費にも期待できます。
13.ハニカムボディスポンジで古い角質除去
ホテルなどでスパを受けるとトリートメントの前に、角質を取るボディスクラブというメニューがある。あまり日本ではなじみがないが、韓国でもあかすりがあるように、トリートメントの前に古くなった垢や角質を取ると肌がつるつる細胞に生まれ変わり、その後のトリートメントの良い成分も浸透しやすくなる。
このハニカムスポンジは、宇宙工学で採用されているハニカム構造(ハチの巣状の六角形の形をしており、医療現場で採用されているTPU(熱可塑性ポリウレタン樹脂)を組み合わせた新感覚のボディスポンジです。肌にしっかりとフィットして洗い残しが少なく、硬い面ではしっかりと角質を取ってくれて、柔らかい面では泡がふわふわになりすっきりと洗い上げてくれます。一度使用すると、普通のスポンジが少し物足りなく感じるので、継続して使用したくなります。洗いあがりの肌が柔らかくふっくらしている感じになりお勧めです。
へ~、関心関心!!色々な美容法があるのね!美肌のために、どんなお食事をしているのかな?