☆ホテルや温泉に行きたくても、空調が心配な方も多いと思います。それもそのはず、入り口での検温やアルコール消毒の事は、徹底したものの、実際ホテルによって年に何度空気フィルター清掃をしたり、どのような換気システムを導入しているかなどホテルスタッフも普段では見えない部分なのだ。客室の清掃中に、できること。空気量や外気の取り込みなど、どのようになっているのか見ていきましょう!
新型コロナウィルスと換気の悪い密閉空間について
ねえクロ子、今年の夏はいつもよりずいぶん暑いわね。
ずっとStay Homeしてたからさあ、今月子供の誕生日だし、ホテルでも予約しよう思ってるのよねー。
へえ、ミミズ子の所、今月お誕生日かあ、うちは先月
家族だけでおうちでやったのよ。特別感はなかったけど
家族全員がそろってとても有意義だったわよ。
そうかあ、それはおめでとう! コロナで人の流れはゆっくりだけど、子供の成長は止まらないもんね。
そうなのよ。でもさあ、ホテルステイって言ったけど、コロナの感染のこと心配じゃないの?不特定多数の人が来るでしょ。
うん、それがね、色々と調べてみたんだけど、どこの宿泊施設も結構、感染症予防の対策しているから、100%とは言えないけれど逆に安心できると思った。
検温、マスク、手袋、手洗い、消毒の徹底や
3密を避けた対応がスタッフで教育徹底されているところがほとんだからね。それに、いつも家にいてどこかに連れて行ってあげたいから、やはり手軽に非日常が味わえるホテルが良いのではないかということになったんだよ。
そうだったんだ。子供たちの思い出作りにも良いわね。
でもさあ、ホテルって窓が開かないから本当は換気悪いんじゃないのかしら、そこのところ大丈夫なの?
うん、私も気になって調べたんだけど、
「換気の悪い密閉空間」を改善するための換気の方法
(厚生労働省 2020年4月3日発表)では、推奨される換気の方法がまとめられていて、「機械換気による方法として、ビル管理法の考え方に基づく必要換気量(一人あたり毎時30m3)が満たされていれば、換気の悪い空間には当てはまらない」「窓の開放による方法として、換気回数を毎時2回以上」と記載されているのよ。
難しいわね。簡単に言うとどういうこと?
30m3/h
なんて読むの?
窓の開かないホテルの部屋では、法律上、24時間の機械換気を採用しており、室内環境が毎30分から一時間ごとに常に外気が入るよう維持されているんだよ。通常は省エネを考えて必要な換気量を満たすように運転されているけども、この時期外気を多く取り入れると冷暖房効率は悪くなるけど、業務に支障がない範囲で、外気取入量を増やすなどの対策を講じているみたいね。
それは知らなかった!
でしょ!
それから、換気も大切だけど、空調のフィルター清掃もコロナ対応のケミカルを使用し、定期的に取り入れているので、常にきれいな空気を循環させる企業努力をしているらしいよ。
へええ、何もかも100%ウイルスカットは難しいかもしれないけれど、ゲストを受け入れるために継続をしていれば予防策としては、受け入れたいことだね。
ここで一番大切なことは、どのような場所でも完全に密閉された場所で、感染者どうしがマスクをしていても5分以上1.5m以内の場所で、対面で会話をしたら、必ず濃厚接触者になる可能性が大きいということなのよね!だから、気を付けるは、一緒に滞在する相手やエレベーターでの立ち位置かもしれないよ!
hooo、よく調べたね!是非、感染予防をしながら、ホテルでの滞在を楽しんでほしいものじゃ!