ホテルウーマンの健康習慣【15選】

☆ 朝いちばんのお掃除は、体のウォームアップにも最適!お掃除が終わる頃にはお部屋と共にすっきりとした爽快感が味わえ、特に花粉の季節の今、湿り雑巾が大活躍してくれることでしょう!

強い寒気に覆われた日本列島。近くの公園の池にも氷が張っている。この時期、顔や肺の中に冷気が直接届かないようマスクが一役買っている気がする。その一方マスクオンの状態で、自分が吐いた空気をマスク内で吸っているため、軽い酸欠状態になったり、脈拍・呼吸数の増加、頭痛、吐き気、全身脱力、意識喪失などの症状が現れることもあるようだ。

そこで、マスクを外す時間を積極的に作り、こまめに水分の補給も忘れないようにしよう。マスクオンの状態が続いている為、口が乾き、便秘がちになる人も多いとのことである。一日に必要な水分が足りていないということだろうか…冬は乾燥するので、意識して水分をとって行こう!

ホテルで働く我々の資本も、健康である。24時間従事するサービス業では、まず自分の体と心を健康に維持できるという高いモチベーションがないとなかなか仕事は続かない。健康ではないと、心のこもった接客や豊かな発想のもとゲストをお迎えすることが難しい。また普段からの身だしなみも大切で、その中には、清潔であること。肌、髪の毛の状態、口臭のケアなどが含まれる。

ホテルで働くスタッフは、自分の為だけでなく、ゲストへ安全で安心なサービスを提供するため、健康意識が高い人が多い。今日は一ホテルウーマンの健康法や習慣を紹介します。

1.朝いちばんに掃除をする

朝起きて一番先に行うと気持ちがリセットされるのは、前日のごみの回収である。部屋の中の汚いごみをとり除くことが体内時計にセットされているかのように、起きると自然に行ってしまう。窓を開け換気をしながら3分の一程、濡らしたタオルや雑巾で部屋のカウンターなど、表面の埃をグルーっと一周拭いていく。この爽快感を一度知ると、部屋の空気感がかわるのがわかり結構病みつきになる。是非皆さんにもお試しいただきたい掃除技の一つである。

湿 1.古タオルを3分の1だけ濡らして絞る2.濡れた部分が真ん中になるように3つ折りにする3.3つ折りにしたタオルをさらに手頃な大きさにたたむ

コロナ禍で我々日本人の持つ衛生感覚は、これからの環境やウイルスと深くかかわっている。国や自治体としての生命共同体としての務めであり、日本全体でコロナを予防するために大いに役に立つ。その衛生感覚を持ちつつ掃除をすることが、体も心も衛生に保つこと、すなわちコロナ感染予防につながっている

掃除は汚いものを取り除き、きれいにするだけではなく、自分自身のデトックスや今の思考を整理整頓する力を持っている掃除は、仕事と考えるより、皆さんにとっても日々のライフワークではないでしょうか? 朝の掃除の締めくくりには、おりんを鳴らしチーンとお祈りし、その場を収めてみると何か空気感が一枚変わるはずです。

おりん おすすめ に対する画像結果

2.   大空間⇔小空間を行ったり来たり

ホテルで働いていてよかったと思うことは、常にきれいな大空間が目の前に広がっていること、そしてそのどこを切り取っても、美術館の絵画の様に、一瞬にしてゆったりとした豊かで優雅な気持ちになれるということだ。コロナ禍で海外に行けない今、ホテルの洗練された家具や大空間に身を置き、五感を刺激され空間の中で、ちょっとした時間を利用し、その先にある何かを見つめることで一日の貴重な瞑想時間で、ごちゃごちゃした頭の中を空っぽにするには、たまには家の雑務や片付けを忘れて時間を過ごすことをお勧めします。旅行に行けなくても、ホテルのロビーなどでは、いつものルーティンなどを忘れてゆっくりと楽しめる空間が広がっています。

管理人にはquigongマスターから教わった大好きな秘伝気功法がある。それは五行気功と香気功である。五行気功は、呼吸に合わせ、なるべくゆっくりと手で気の【昇降開合】に合わせ、息を長~く吐くことにより、自分の体の小空間に気が満ちて来るのがわかる。五行(木火土金水)に関係した五臓六腑をいたわり、それに関係した心にも作用してくれる。

また香気功初級編、中級編をお休みの日の朝に行います。これらの気功は、コロナ禍で外界の情報に心を奪われすぎたり、頭でっかちになっている自分をリセットし、小空間に引きこもることができ、本来の自分を取り戻すのに役立ちます。終わる頃には、体全体にバッテリーが充電されたかのように、小さいでんきのボールが全身へと巡りピリピリとした感覚を味わえます。朝、新しい一日を大切に過ごせるだけのエネルギーを充電できます。

3.    人を喜ばせてみる

ホテルで働いている人は皆、人と接したり喜ばせるDNDを持っている。誰かが困っていると聞けば放っておけず、助けに行ったり、記念日と聞けばサプライズを計画したり、心から楽しんでもらえるその土壌や機会を頂けるのがホテル業なのだ。ゲストに寄り添い、ゲストの夢をかなえるのに自分が一役買うことで、我々自身も幸せアドレナリンが上昇し、一緒に喜ぶことで自分自身の幸せもアップしているそんな素敵な仕事といえる。

4.早食いですけど….

ホテルには社員食堂が整備されている。制服を着ている我々がわざわざ外に着替えて行かずとも食事をとれるとてもありがたい福利厚生施設である。ホテルマンは基本ほとんどの人が早食いだ。ゆっくりと噛んで感謝をしてゆっくり食するということが体に良いこともわかっている。しかし、この早食い癖はなかなか抜けない。もしかすると、逆転の発想で、早食いが実は健康法なのかと思ってしまうぐらいだが、しかしながらこれはお勧めできないか…..

5.    香を聴く

香に関して話しだすとなかなかまとまらないテーマである。それだけ香は管理人にとって、空気みたいに大切なものだ。まるで好きな音楽を聴くような感じで、香を欲する。香がないと空気がないみたいに酸欠になるときがある。どんな場合に欲しくなるか、朝、起きてすぐ、食事のあとなどその時によるが、香水、お香、アロマオイル、キャンドルなど様々な音楽同様のコレクションを持っている。ただしコーヒーや紅茶などの香を楽しむ飲み物を頂く時は、そのアロマを楽しみたい。

夜のお風呂タイムとそのアフターバスはいつも楽しみな時間だ。お風呂やシャワーから出た後、首、鎖骨、手首、足首、わきの下、膝裏のマッサージをフランスのオーガニックオイルかインドのアーユルベーダの白ごまオイルで首と名の付く場所、体の折れ曲がる部位を撫で、リンパの流れをよくしながら、デトックスを行う。自分の体の状態を知るためにも自分の体に触れる時間を作ることはとても大切だ。自分のからだと会話をして、時間をかけると次の日のコリのほぐれ方が全然違う。

6.   落語を聴く

コロナ禍になってから落語を聞き始めた。携帯やビデオばかり見ていて眼精疲労がひどくなったので、聞き流せるものを探しているうちに、落語に出会った。やはり落語は描写が耳だけで聞いていても、臨場感あふれており、また古典落語でもツボさえ合えばかなり笑いながら聞ける。TVのお笑いも楽しいが、個人的にはTVのカラフル過ぎるお笑いのセットが苦手で、こちらの世界にどんどん近寄ってきている。自身のメモ書きも自分なりの笑いのツボを広げている。

7.  旬の野菜を食す

体が資本のホテルウーマンは、体の軽さがなにより大切だ。前の日に何を食べたかで次の日の動きが決まってくる。おいしいなあと思うものは、近くの農家で分けてもらう旬の野菜だ。毎日でも食べてもいいと思う野菜は、菜花、トウモロコシ、トマト、タケノコなどである。菜花や山芋は、鰹節とからしとポン酢で食べると次の日なんだかとても体の調子がいい。ベジタリアンではないのだが、季節の新鮮な野菜を食すことは、体も欲していることの様に思える。

日本には春夏秋冬があり、節気では2月3日までは冬、ちょうど緊急事態宣言が終了する時期だ。このようなコロナ難しい時期には、先祖の知恵をもう一度見習い、基本に戻ることが大切だと思う。健康はその時だけの状態に思われるが結局のところ春夏秋冬我々がどのようにわれわれが過ごしてきたかの過程であって結果ではない。

古くからの知恵で、冬は黒い食材を取り入れて寒さを撃退し、長い冬を乗り切ってきた。また冬の味覚として鹹味(かんみ)があげられる。これは、塩辛い味。東北地方の味付けは塩辛く、九州では甘味がよく出されるが、これは塩味には熱を逃がさない働きがあり、逆に甘味には熱を逃がす働きがあるからです。冬に熱を逃がさない寒い地方の知恵がしょっぱいお味噌だったり、塩辛だったりするわけです。

1か月前、食卓に並んだおせち料理を考えると、冬の代表的な食べ物を使った「腎」を癒す知恵がたくさん詰まっていることに気づきます。そして「腎」を助けるのは、「肺」。これは「白い色」大根、れんこん、里芋、くわいなどが含まれます。これらも冬に食すおせち料理の定番だ。昔の人はすごい!

8.  ただただ..言葉を書きとめる

学生の頃、海外での新聞記事、旅行のパンフレット、コンサートのチラシなどくだらないものを画家大竹伸朗さんの”既にそこにあるもの”を読んでスクラップし始めた。写真を画面コピーしたり、気になった言葉やフレーズを書きだしてそれをスクープする時間が好きだ

その言葉には、自分なりの時代の旬があり、その日その時は一番自分が気になる言葉だが、次の日には意味が分からず、何年か経ったあと、なぜその言葉を選んだのか意味が分かったりすることがある。漢字とか、リズムとか、配列とか、感覚的に気になった言葉を書き留めたり、写メで撮ったりする。考えずに書き留める。

書くときのインクも0.4mの芯のブルーかバーガンディー、またはグリーン色や、お気に入りのくれ竹筆ペンで書いたりする。ノートに書くときは、そのペンの感触が指を伝って脳に刺激が送られ、PCのキーボードでタイプするより鮮明に描いたことを覚えている。色鉛筆もオレンジやピンクなどの蛍光色を使うと一日の始まりを元気にしてくれるので、強烈なカラーの色鉛筆も揃えている。

今まで書き溜めてきたノートや情報カードがたくさんある。以前親友とお気に入りのバーカウンターで言葉を交換したノートが出てきた。バーで書き留めた言葉には不思議と含みがあり、これも独特の雰囲気だったのが懐かしい。今は簡単にツイートしたり、ラインで言葉を発信できるので、言葉の重みを感じられない分、切れ味とかタイミングがすべてになってきている

それでも言葉の響きやその日に気になった言葉は情報元は偏るかもしれないが、ノートやクラウドに書き留める。この言葉は旬な野菜を摘むような感覚なので、明日になるともう他の言葉が気になる自分がいる。以前一青窈さんの記事が気になってスクラップしていたのだが、集めているすべての単語や脈絡の内容でもあとで自分の考えているものとすべてリンクしていくというのはすごく共感できるなあと思った。

音楽に興味あるひとが音符を並べるように、写真好きが写真を撮るように、私は言葉が気になっているから(歌詞や詩を)書いていただけだと思っていたんですけど、それだけだろうかと改めて気づけるようになった。
言葉遊び歌みたいに言葉を並べていって、歌にさらっと入ったときになにかの言葉だけがピックアップされて前の歌とリンクされて絵が浮かぶ……

9.秘伝経絡メディテーションで本来の自分に戻る

寝るとき、経絡メディテーションの深い呼吸とともに必要な経絡に気を巡らせ、調子が悪いところに気を送りその日の体調を整える。そのあとまだ十分ではないときは、そこにお灸をしたり、置き針をしてみて、自分で体調を整えることができる。これは管理人の尊敬する先生から教わった経絡の神秘である。

体に流れている流注を勉強してから、体のツボを意識するようになった。今まで自分の体の仕組みや気の流れについてあまり知らなかった。

元気でいられる気の数は生まれてから数が決まっているので、それで人は老化していく。でも経絡を理解し自分に流れる気を意識することで、体やメンタルに起きることが変わってくる。特に今は新型コロナウイルスで肺を病む人が多いので、管理人は、手の太陰肺経を意識し、そのツボの配置されている場所を触ったり、呼吸で意識する。

それを知っているだけでも、考え方が楽になる。最近コロナによって、思いもよらぬ人が、早死にしている。人は呼吸に最も大切な口や鼻をマスクで覆い、ずっとStay homeをしていると本来持っている気を予想より早く使い果たしてしまうような気がする。そういう時には深ーい呼吸で経絡の巡りをよくしたり、大自然の中で沢山のエネルギーを吸収し、コロナですり減ったエネルギーの量をもとに戻したいものだ。

10. 経絡マッサージを受けてもらう

家族や大切な人のことを思うと経絡マッサージを受けるだけではなく、健康のために是非マッサージをしてあげたいと思う。人の体にタッチすることで、その人も自分も癒される。がコロナ禍ではマッサージは感染予防も考え気を付けて行いたいものだ。

11.  近くの森に行く

近くに木の妖精たちが住んでいるような森がある。おそらくパワースポットに近い磁場がはぐくまれている。そこに行くとその日愛称の良い木が呼び掛けてきてくれて、引き寄せられるようにその木のそばで深呼吸をしたり站とう功をする。その森の自然との交流を楽しみながら、30分ぐらい何もしないでいると、体から出て行ってしまった分の必要なエネルギーをもらえる気がする。森の中にいると木漏れ日の陰影が体を包み込み安堵感を与えてくれる。頭のてっぺん、足の裏、手の平からもチャージされ、ほっこりしながらその時間を楽しむ。朝と夕方、地球の半分が陰で半分が陽の瞬間を見るとなんでもこれでいいんだと思える。

12. ゴロゴロする

家でゴロゴロするのが好きだ。何もしないで体を揺らしたり、外の景色を眺めたり、温かい場所で猫みたいにゴロゴロする。たまに、ヒノキや沈香などのお香を燻らしたり、世界のラジオを聞いてみたり、落語を聞いたり、映画を見たり、そこは自分一人の空間と時間を楽しむ聖地と化すのだ。

13.  あったまる

お風呂やサウナなどの温かいところが好きだ。温泉に行くと10回ぐらいは温泉に出たり入ったりする。サウナも1時間ぐらいは入っていたい。

日本のマイルドな岩盤浴、韓国風チムジルバンの中にある、黄土サウナ、アメジストサウナ、なら何時間でもいられる。また中東風スチームハマムも大好きだ。家では湯たんぽをお腹の上に置いたり、腰の下に入れてほかほかと温まるのもとても気持ちが良い。

温まった後の習慣に工夫が必要だ。冷やさぬようにすることが大切だ。お風呂に入ると体は温まります。しかし、上がりすぎた体温を元に戻そうとして体の機能が働いてしまうのです。汗をかいたり血管を広げたりすることで、熱を体外に放出しようとします。お風呂から上がっても体は外気の環境変化についていけず、毛穴や血管が開いたままの状態になっているのです。その結果、熱放出が過剰になり、体温はどんどん低下してしまいます。

それが管理人はあまり得意ではないので、いつも温めた後に5度以上体温が急激に低下して余計に寒くなったりしている。なるべく温まった後急激に冷やさないように、すぐに少し厚手のガウンを着たり、白湯を飲んだりして体を保温したいものですね。

本当のところは、キーンと冷えたビールを飲んだり、炭酸に手が伸びてしまうんだけどね!喝!たまにはいいか…

14. グローバル環境に片足を突っ込んでおく

ホテルのようにグローバルな環境で日本語以外の言語の人と話す場合は大体英語になる。英語の発音は比較的活舌がよくないと英語らしい発音にならないので、英語を話す環境=海外または会社の中でグローバルな環境に身を置くことが自分の刺激になり、話すのに頭の細胞が活性化され、自分の発生した声を聴くことでまた最大の癒しを得ている。

時差のある海外の友達や社会とのつながりを積極的に持つと、時間も場所も違うとこうも違うのかと日本のように凝り固まった考え方だけではない別の世界を知ることができ、心に余裕が生まれてきます。個人的には新年のカウントダウンが各国で時差があり、時間をずらせば何度もカウントダウンできたり、海外との会議が日本の遅い時間に行われていても他の国では”おはよう”などとあいさつをするのを聴いているとそのずれがあるのも面白いと思っています。

15. もっと…よく寝る

管理人は長い間5時間睡眠を基本としてきた。ところが休業の時に毎日7時間ぐらい睡眠をとるようになった。すると寝起きが快適だったのを覚えている。今の5時間でも管理人はずっと健康的な生活を送ってきているような気がしたが、日中に眠気を感じないので困らないのだが、睡眠には「脳や身体の休養」「疲労回復」「免疫機能の増加」「記憶の固定」「感情整理」など多くの重要な役割があることを知り、睡眠の大切さは見えないところで働きかけていることを知り、改めて夜更かしにはならないように心掛けている。

いろいろな健康法や習慣を紹介しましたが、特にこれは科学的根拠もなく自分がずっとが健康でこれたので、これが一ホテルマンの健康法なのかなあ―ぐらいに思っていただければ幸いでございます。

コロナ禍で、ゲームや携帯を見すぎて、目を自然に酷使している私たちには、大変ありがたい聴くための本の図書館がaudibleです。落語や源氏物語などの古典を聴きながら、一人で笑ったり泣いたりできるのじゃ。おすすめは桂三枝創作落語など…多数!

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