☆「ウソ―」と言われるかもしれないが、ハウスキーパーが仕事を終えてホテルから帰宅するときの顔は実に神々しい。掃除は全身運動のため、ゲストの部屋をしっかりと意識して清掃すると体も引き締まり、部屋がきれいになるだけでなく、自分自身にも良い影響を与えてくれます。
コロナと共存する Go To キャンペーン、ホテル側が不慣れな面も….
今 Go To キャンペーンで、皆さんもホテルや旅館を訪れる機会がぐーんと増えて来ているのではないでしょうか?
宿泊業界にとっては大変ありがたいこと。
また感染予防を皆ですれば、この後も共存さえできているように感じてしまう。
しかし宿泊施設では、Go To キャンペーンの仕組みを理解していても、そのプロセスにはま
だまだ不慣れで、開業さながらの混乱ぶりである。
全員がレジャーゲストの為、思った以上同時間に混雑してしまい、なかなか期待してい
たようなサービスが受けられていないという声もあちこちで聞いていて、申し訳なく思う。
せっかく来てもらって、初めての印象が混雑やケイオスでは、情けない。
ホテル業界も稼働の急激な変化に対応すべく早急なプロセスの改善が必要である。
ここ最近、ホテルではインバウンドのゲストが9割を占めていた。
1泊がほとんどのGo To キャンペーンに慣れていないことは事実である。
チェックインの際に、コロナの感染症の説明なども含めると、いつもより時間がかかる。
チェックアウトの際も、キャンペーンのクーポン券利用でぴったりの金額にするための時間もかかってきている。
コロナ前、高級ホテルの条件の一つに、連泊の外人ゲストが多いという条件があった。
一般的に5泊以上の滞在されるゲストをロングステイと呼び、
スタッフがゲストのお名前を憶え、どんな家族構成で、毎日どのようなアイテナリーかとい
うことも把握している。
このような場合には、チェックインからアウトまで、ホテルスタッフは家族と寄り添いサービスすることができるメリットがある。
旅行の予定は、scheduleとはいわず、itinerary(アイティネラリー)という言葉を使います。日本語ではカタカナで「アイテナリー」と呼ぶことも増えてきたようなので、覚えておくといいかもしれません。
インバウンドゲストの場合、滞在目的は海外からの出張か、日本への長期家族旅行などが主である。
ロングステイのゲストは、外で忙しい観光スケジュールをこなし、朝と夜はホテルでゆっくり過ごされる。
ビジネスマンのロングステイのルーティンは、朝、ジムでワークアウトなどで体を鍛え、
軽い朝食を食べてから、仕事に出発、会議や商談などで戻ってくるのは、夜9時過ぎが多い。
家族のレジャー滞在の場合は、ホテルで朝食をしっかりと取り、半日観光に行って昼間シャ
ワーを浴びに戻って来るか、一日観光でディナーの時間に帰って来て、少しラウンジで休
み、夕方以降はスパの温浴施設でゆっくりしたり、またはホテルコンシェルジュお薦めのレ
ストランに再び夜出かけたりすることが多い。
今GO TO キャンペーンの効果で、到着するゲストのほとんどが1泊でチェックアウトされる
為ホテルで長い間ゆっくりと過ごされる方が多い。
コロナ後のホテルはそのように地域に寄り添う形に変わっていくのかもしれない。
そうであるなら、ホテル側もコロナ禍で密にならないような工夫と、積極的な食事の予約制
を取り入れていくことになるであろう。
またインとアウトの混雑解消のために短期スタッフ増員や、清掃の効率性も重要である。
掃除で健康的な美しさを手に入れよう!
そんな中、今回のコロナ休業後に、驚くべきことは、ホテルスタッフが全くと言って良いほど風邪一つひかなくなったことだ。
これは季節が夏で良かったのと、やはりマスクや手洗いの恩恵だと思う。
みんなが命の大切さを認識し、絶対コロナを出したくないという気持ちとともに、ホテル内
だけでなく、家庭内においても感染予防策を取ったてきた成果ともいえよう。
ところで、従業員の中に、よくわあ、あの人きれいだなあと思う人がいる。
管理人が思うのはハウスキーパーである。誤解しないように言っておくと、
もちろん接客をしているレストランやレセプションにモデル級で雰囲気のある美しい顔立ち
の人やスタイルの良いスタッフが多いのは当然だ。
管理人が言いたい美しさというのは、掃除をしている人から醸し出される、健康的な肌つや
や清潔さのことだ。髪の毛、足元や爪の先まで清潔感がある。もちろん、姿勢も良い!
管理人は掃除はその人を表す鏡だと思っている。
清掃による良い影響3つ
- 全身運動により肌がきれいになる
- 整理整頓で脳が活性化されアンチエイジング効果がある
- ゲストの為に無心になって清掃することで、心が浄化される
まずは1つ目の全身運動についてだが、毎日ある程度の数の部屋を清掃し、体を動かすことで、汗をかき、必要な筋肉が付いていく。
清掃には色々な動作が含まれており、ガラスを拭くときや、バスタブなどを拭くとき、
三角筋や、上腕二頭筋を使い、二の腕がきれいになる。
掃除機をかけるときは、ふくらはぎにある腓腹筋やヒラメ筋を使い、ふくらはぎの裏を伸ばすことにより、アンチエイジング効果につながる。
ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれ、スタイルだけでなく、健康にも関係してくる大切な場所なのである。
血液の約70%を占める下半身の血液は、重力に逆らって心臓まで帰らなければならないの
で、滞りがちだ、そこで活躍するのが、ふくらはぎである。
ふくらはぎの筋肉が下半身のポンプの役目を果たし、心臓へと血液を戻してあげることで、全身の血流がよくなるのです。
大切なふくらはぎが硬く冷たくなっていると、心臓への血液の帰りが悪くなり、不調や病気も招きます。
部屋の掃除をするとき、腕はもちろんのこと、特に良い運動とされているのは、ふくらはぎをよく伸ばしていることである。特に掃除機をかけるときや、床を掃除する時によくのばすように意識する事が大切である。
2つ目に、部屋清掃がきれいなメイドさんは、見かけの綺麗さだけでなく、動作も機敏で素敵だ。
部屋をゲスト到着までの短時間で仕上げるには使用済みの部屋から計算して、
新品の部屋に仕上げるまでの工程を計算しなくてはならず、整理整頓力が必要だからだ。
いつも時間内にきれいに清掃しているハウスキーパーは、カートも清掃道具も全てがオーガナイズされているので、動きにもストックにも無駄がないし、見落としも少ない。
何歳になっても、整理整頓が脳の活性化に役立っているようである。
3つ目は、清掃する事で、汚いものを取り除くという作業自体に神が宿っているということである。
汚いものを取り除く=浄化作用があり、部屋を浄化し、その相乗効果でハウスキーパー自身
も浄化される。
よってハウスキーパーが帰宅する時の顔は大げさかもしれないが神々しいなあと思う時があるのだ。
もちろんそれは、きちんとプロの仕事をしたときのみに得られる効果である。
今コロナの影響で、脳も大きくコロナに洗脳されていると思うが、きれいな空間や、清潔感
がもたらす、心理的影響も影響も大きいところだ。
特に、部屋がきれいになると脳がクリアになり、その上全身運動でアンチエイジング効果も
あり、最後は浄化された空間とマインドで、何事にも執着しなくなり3点セットで良いこと
尽くしだと思う。
エチケットに厳しいホテルマンは日頃から、歯の口臭、白さも気にしている。マスクの下でも、ホワイトニングテープや専用のホワイトニング用歯磨きで、清潔できれいな笑顔を作っている。常にステインが付着する前に使用するのがコツ!