新しいホテルの形ポストコロナ!!

いまだ先行きが不透明な宿泊業界!コロナと共存する形となった今、最もホテルに期待されるのは感染予防の徹底である。これからのホテルの新常識とは? 必見!気になる情報をまとめてみました!

2020年5月26日、全国都道府県の緊急事態宣言が解除された後も、目に見えない敵新型コロナウィルスの影響により、今まで当たり前だった日常生活を余儀なくされ、

更に人とのふれあいや自由な文化経験である“旅すること” “宿泊”という最大の楽しみを奪われてしまいました。

日本でも一度はコロナが収束して来たように見える今、

航空業界や宿泊業界の 打撃は大きく先行きが不透明であり、

宿泊施設の多くは国の雇用調整助成金の援助を受け休業を続けているのが実態である。  

こちらは2020年6月1日の羽田空港海外からの到着便の実態である。

https://tokyo-haneda.com/flight/flightInfo_int.html

一見で、海外からのゲストが普通に日本に戻って来るには、世界同時期に収束が

確認されるまでそれなりの時間を要することになることがわかる。

ポストコロナ、ホテルの新常識

コロナ後、これからのホテル新常識は次の3点が注視されるであろう。

  • 感染防止策の徹底
  • 時間の過ごし方
  • 地域とのかかわり方

今までホテルでは、高級志向 いわゆる “ラグジュアリー” がトレンドの最先端であったが、

私たちホテルがこれから最も注視するのは行き届いた清掃やラインごとにチェックされる品質管理体制アルコール消毒入口での検温の徹底などである。

「安心感」=信用できるブランドを定着させることがホテルの新常識と言えるであろう。

そうした中、ホテル業界では着々と再開へ向けた準備も進んでおり、衛生への知識を蓄え、スタッフのトレーニングの強化には余念がない。

新型コロナウイルスの消毒方法

   

知っていましたか?

人は30分間の間に平均300か所もあちこち触れているのを知っていましたか?

今、コロナウィルスに最も有効な消毒方法は、消毒用アルコールといわれている     

ホテルでは、手に直接つけるアルコールと、清掃用アルコールと2種類のアルコールを使用しているが、

アルコール濃度が70%以上という基準値を満たすことが必須である。

又清掃の頻度も記録されており、滞在前から滞在後まで緻密に配慮された清掃のプロセスが構築されつつある。            

    今まで →  清 掃  +  メンテナンス   
               これから →  清 掃 + メンテナンス +  消 毒

新型コロナウイルスは、そのウイルスの構造からエンベロープのあるウィルスとエンベロープの無いウイルスに分けられる ノンエンベロープウイルスは、アルコール消毒剤によりダメージを受けやすいのに対し、ノンエンベロープウィルスはアルコール消毒剤が一般的に効きにくい傾向にある

     ⇒        

代表的なエンベロープウイルスには、新型コロナウイルス、インフルエンザウイルスがある このようにウイルスの種類から新型コロナウイルスに対するアルコール消毒の効果は確認されている

ステイホームという新しい文化

次に21世紀に誕生した” ステイホーム “という新しい文化により、リモートによる、テレワークの普及で誰もが新しい家から働くという形を体験したことであろう。

来年の新入社員の面接や病院の診療にさえリモートが参入してくる予定と聞いています。

本来は、人の呼吸を聞きながら判断する採用や病証などに関する考え方も変化し、

増々人前でのプレゼン力や説明する力が個人に問われるようになってきている。

今までの様にパッションだけでは伝わらないことがオンラインには沢山ある。

“ステイホーム”の自粛中、今まで寝る時間も惜しみ、通勤にもある程度の時間をかけて働いてきた私たちだが、

自分や家族だけの為に過ごすという夢のような貴重な経験が、新たな時間の過ごし方を生み、

ホテルにとっても大きな変革をもたらすことになるであろう。 

この間、予期せず家族と密な時間を過ごすことが吉と出たか、凶と出たかはそれぞれのプライベートな事情に拠るところもあるが、

家族の大切さを感じ、国際結婚を決めた人、反対にこれでは…と新しい部屋を借りる人、次なる自分を発見できる時間になったことは間違いない。 

一方で、家でマンネリ化した食事のレパートリーや後片付けにもそろそろ飽きてきた頃ではある。 

「マズローの法則」を見直してみると、自己実現の欲求から安全の欲求へのシフトが急に行われ、

次の段階の ” 地域 ”や” 国家 ”がワンチームで動くことが企業にとって再生への不可欠要素となった。

個単体では動かせない世界が広がったがその一方パートナーシップによる助け合いも生まれた。

飲食産業とバイクやタクシーによるデリバリーサービス、病院とホテルのシェルター利用、スポーツと機能性マスク、助成金によるホテルチケットの配布、オンラインによる応援歌、書籍に変わるyou tubeによるHow To 動画。

また苦境の中、生まれながらのクリエータは肩書や職業とは関係なく自宅での時間を有効に使い沢山の作品を生み出し、

時間をかけ学校に通わずともプロ顔負けのクオリティーの高いスキルを簡単に身に付けすぐにアウトプットすることができるインターネットの魔法を目の当たりにしている。

一見何も変わらないように見える風景だが、数か月前をふと振り返ると確実に今までにない超スピードで変化してきたシステムを自然に受け入れているソフトな自分に気付く人も多いはずである

ホテル業も、ここ最近のITによる革新と同時に、今まで触れ合ったことのない分野や文化との夢の饗宴が綴られることとなりそうです!

このブログではホテルを応援する様々な情報を紹介していく予定です!

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