☆ホテルでは、害虫が住みつかないよう、レストラン、客室、従業員のエリアを含む、様々な場所に害虫用のトラップ、すなわち罠を仕掛けている。常にメインの入り口が開錠されているため、荷物やスーツケースに紛れてビル内に侵入する場合もある。ではホテルでは、どのような工夫をしているのか見てみよう!
インドやベトナムに旅すると、なかなか信号が変わらない道や、信号もついていない道路が沢山ある。信号もないのに、ある時突然いっせいに何が起こったのか人が無秩序に道なき道路を渡り始める瞬間がある。
その時、日本のように必ず信号は変わるものだと思って礼儀正しく待っていると、いつまでたっても道路を渡れないことになるだろう。
逆に言うと、歩行者が車が通っていない道路をきちんと信号が変わるのを待っているのは日本だけかもしれない。
信号などが信用できない道路を渡る時に、必要になってくるのが自分の潜在意識だ。とりあえず、自分の距離感覚で渡るしかない。車にひかれないよう、又あちらでまっすぐ道路を渡っている人をなんとなく意識しながら、斜めに縦横無尽にわたっていく。
その感覚をこの前ふと地下鉄の駅で体感した。それは混み合った地下鉄駅の改札を出て次の路線に乗り継ぐときに、まっすぐ進む人の波を斜めに横切らなけなければ違う路線に乗り換えられない場所があったからだ。
それは車で高速の入り口に入るような規則正しいものではなく、あちらこちらか向かってくる人を直視せずに感覚で感じながらひたすら斜めに歩いている時だ。なぜか誰もぶつからない。
ただ時々その法則がわからない人がいて、自分のまわり半径20cm外の感覚を感じることができない人がいる。その時その人により流れが遮断されるのである。
この場合「遠慮」「強引」など自分に意識を向けると流れが止まってしまいます。この運動神経に似た混雑時の駅の動きはコロナに関係なく毎日行われている感覚運動だ。そして、この流れは人類を超え、動物本能にも似ている。流れに沿うこと。
Go With the flow = 流れに身を任せる!
家の床を蟻の列が…
事件です。家に帰ると、部屋の中央に何か黒い列がまっすぐできていた。よく見るとなんと蟻が列を作って窓の方からこちらにむかって横断していたのだ。
この時はさすがにあまりの長い蟻の列に、帰ってきてかばんも置かず、ペタンと床にしゃがみ込んでしまった。原因は床の上にメイプルシロップが大量にこぼれていたからである。
その日の朝、パンケーキを食べた時、カナダ産のシロップを使ったのだが、無意識のうちに冷蔵庫に入れる前の液漏れに気付かなかったのだ。
その匂いに誘われて、庭側の窓の隙間を通り、蟻たちがごちそうを求め家の中にやって来たのだ。外で蟻の行列はよく見るが、まさか管理人の家の中でその現象が起きると結構焦るものだ。
その日薬局にてアリ退治の薬を購入、無事に駆除を行った。
ホテルの害虫駆除はどうなっている?
ホテルやレストランでは、毎日のように海外からの荷物や様々な物資が外部から持ち込まれる。ではホテルではどのような管理を行っているのだろうか?
ホテルでは、害虫駆除のことをペストコントロールと呼ぶ!最初にこの単語を聞いたとき管理人はペーストリ―のペストだと思っておいしいものだと思っていた。しかしペストはペーストではなくて下記の意味でつかわれる。
人間生活における有害・不快な生物の活動を、人の生活を害さないレベルまで制御すること。防疫の観点から快適で安全な生活には必須の業務である。
「ペスト」は病名のペストを思い浮かべるが、ペストという単語はそれ以外にも有害生物全般を意味し、「コントロール」は文字通り制御を指す。
ねずみ・ゴキブリ・カ・ハエ・ダニ・トコジラミ(ナンキンムシ)・シラミなど、様々な生物が対象となる。
近年では、目に見えない生物=ウィルス等に対するペストコントロールの重要性が高まっている。
ホテルではペストコントロールの担当者が決まっており、ホテルによって若干違うがおおむね、ハウスキーピングかエンジニアの管轄となっているところが多い。
ホテルの部屋で虫に刺されたら?
ホテルの害虫駆除管理
年間スケジュールによる 客室、レストラン、従業員エリアの定期的な消毒
週間スケジュールによる 客室、レストラン、従業員エリア内に餌で罠を仕掛け害虫の生息状況の確認 ホテル内には何千という仕掛けがしてあり、生息調査を行っている
従業員への徹底した教育
年間スケジュールによる ベッドマットレスやエクストラベッドの定期的な消毒
特殊マットレスカバーによるベッドバグやアレルギーに対する軽減策
目視できる害虫が出た場合、すぐに客室や現場を封鎖をし、夜間消毒を徹底して行いすぐに生息報告の有無を確認する
ベッドバグって何?
トコジラミは別名ベッドバグとも呼ばれ、夜寝ている間にベッドに入り、人を刺してきます。トコジラミに刺された後は、赤くはれ、強いかゆみが来ます。しかも、トコジラミは一か所ではなく複数のところを刺してきます。またトコジラミは南京虫(なんきんむし)とも呼ばれ、日本のすべての地域に生息しているシラミの一種です。
オス、メス関係なく人の血を吸い、食料とします。血を吸うと必ず血糞といわれる排泄をするのでトコジラミに刺された跡にはゴマのような黒い点が附着します。トコジラミが活発に動き出すのは温度が20度以上の状態で、住宅や建物内はほとんどトコジラミが活動するのに適していると言えます。1匹の寿命は1年ぐらいですが、その間に200匹もの産卵をし、卵は1週間ほどで孵化してしまうため驚くべきスピードで繁殖をしていくのです。また、トコジラミは蚊と同じように人が放出する二酸化炭素を嗅ぎ付け寄ってきます。
旅館などで一度トコジラミが発生してしまうと瞬く間に被害が広がり、施設全体を駆除するという大掛かりな工事になってしまった事例も多くあります。トコジラミは戦後の日本にはほとんどいなくなり、被害もなくなっていました。しかし近年、北欧を中心に海外で大量発生し、旅行客の荷物などを媒介にして、世界中に広まってしまいました。日本も例外ではなく、近年トコジラミの繁殖と被害が増えてきています。
アメリカ製Safe Restのベッドパッドは、ホテルでも採用されており、マットレスの上に敷いて、ベッドバグのようなトコシラミの侵入を防ぐだけでなく、普段子供やペットをお持ちの方、アレルギー、喘息、湿疹、失禁などの心配のある方にもおすすめの商品です。
値段は
ツインサイズ 4,480円
キングサイズ 8,680円