コロナ禍で「部屋の汚れは心を映す鏡」!

コロナ禍では、家族のおうち時間もあり、片付けても片付けても人数が多い分、おうちの部屋が散らかりますよね。ホテル清掃もこれと同じで、チェックアウトする度、新しい部屋を作るため、空気もその汚れも取り除くことができます。しかし、ご自宅の場合は、家族の分、生活品も沢山おいてあり、ましてはコロナで全員お家にいると、なかなか考えているようには掃除がうまくはかどらないものです。この場合、ホテルの長期滞在のゲストと同じで、滞在中であっても”空間”を少し作ってあげることがキーポイントになります。それにはちょっとしたテクニックがいるので一緒に紹介します。

ホテルでゲストをお迎えする際、最も重要なことの一つに「部屋の清潔さ」ある「部屋の清潔さ」すなわち清掃のクオリティーを一定に保つこと。それが良いホテルのグレードを図る目安だ。

ホテルへの期待が高くなればなるほど、部屋の眺めや、サービス同様、「清潔さ」の期待も高くなるもの。

しかしチェックインの際、ベッドをキングにしたいとかツインにしたいとか、また部屋をオーシャビューがあるかとかシティビューが良いなどのリクエストはしますが、誰も「清潔な部屋」をお願いします。とはわざわざカウンターではお願いしませんよね。

特にコロナ禍で、ホテルを運営するにあたり、ニュー期待値「清潔」=「消毒」=「感染予防」当然ホテルではなされていると思われているからです。

ハウスキーパーも人間だ!

ホテルでは、掃除後に必ず、別ラインの目でインスペクションを行います。インスペクションに関しては、こちらのおもてなしの新たな形リンクに詳しく書いていますので、参考にして頂ければ幸いです。

インスペクションをしていると「部屋の汚れ」=「心の乱れ」の法則があることに気付きます。それは鏡の拭き方にムラがあったり、テーブルの上の汚れが取り切れていなかったり、ベッドが多少曲がっていたりと、販売する部屋のクオリティへも影響を与えてしまいます。

そういう時は必ずと言っていいほど、清掃者の心が清掃に向いていないもの。すなわち、清掃に集中できていないのである。

トレーニングを受けたプロのハウスキーパ―としては失格ですが、そうは言ってもハウスキーパーも生身の人間でロボットではない。だからたまには調子も悪い日もある。

部屋が汚れている、すなわち心の乱れは、その人のグルーミング(身だしなみ)にも表れているもの。

いつもならきちんとしている髪の毛がきちんと結ばれていなかったり、メイクがされていなかったりと表面的にも心理状態現れるので、ホテルの朝礼では、その日の稼働やイベント情報を伝えるだけでなく、スタッフの変化を見逃さないようにしましょう。

乱れた心、すなわち集中していないと、邪気の入った心は体を通り越して、部屋のクオリティーに影響してくるものです。

グルーミングとは、身だしなみのこと。髪やひげ、また全身を手入れし、清潔に保つこと。ホテルでは身だしなみに関して、厳しい決まりがあり、ネイル、髪の毛の色、長さ、ストッキングの色など細かく明記されている。
 

ハウスキーパーに向いている人「ベスト3」

どんな人がハウスキーパーという仕事に向いているのだろうか?

人は誰もが見えないエネルギーを内側に抱えている。だから心の中が混雑してたり複雑すぎる人は、ハウスキーパーの仕事には向かないであろう。

またハウスキーパーは裏方の仕事である。だから自分が目立ちたい人、主役を張るような人も向いていないと思う。

電車に乗っていると、あの人ホテルのハウスキーパーかなあと思う人がいる。どういう印象かというとグラウンディングがしっかりとしていて、地に足がついている感じの人である。

ハウスキーパーの仕事は、実際に体を駆使し、汗をかきながら、周りの人やゲストを幸せにする仕事である。だから第一、第二チャクラ、丹田の当たりに力強さを感じる人が多いのかもしれない。

ハウスキーパーはやはり几帳面な方、タオルなどを折るのが好きな人、磨くのが好きな人も向いていると思う。

面接での決定打はやはり次の3つである。

  • 掃除が好き
  • 身だしなみがきちんとしている
  • 元気な笑顔

こんな人でしたらどこでもwelcomeですよね。

掃除の効能とシンボルでの浄化

掃除を続けて行くと、心の混雑も少しシンプルになり、地上にどっしりと根ずき、安定感が増すという効能がある。

心が曇っているときは、その対象物にも曇りが必ず現れるから不思議である。それはハウスキーパ―の波動が掃除をとおして、空間へと伝わるからなのか

このように、人は気が散ったり、ストレスを抱えていたり、何らかの心労を抱えて清掃をするとミスも出やすくなり、同時に何かに引っかかりがあると、ある場所ばかりとらわれ掃除に時間がかかったり、普段やるべき場所をすっかり忘れてしまったりするようだ。

こういう日に管理人は、本人へのテクニカルな注意を促すだけでなく、同じ空間で誰にもわからないよう浄化のシンボルをつかって、3回マントラを唱える日もある。

そしてその人の心が浄化できるようにとエネルギーを送ります。そうすると少しずつ状態が良くなっていくようです。

立体感とプロの見方

清掃中に、素敵な発見をして、そっとゲストのお好みのものを用意してみたり、気の利いた手書きカードを添える演出をしてみたりと、掃除をすればするほど感性が磨かれていくのだが、心が乱れていると、そのセンサーもお休みである。

そういう時、ホテルではインスペクターがミスのない完璧な部屋へと修正してくれる。

インスペクションも掃除も部屋を立体的に見ることがプロの見方である。まずモノの内側を見る。

そしてモノの内側に入ってみる、自分がそのものになったつもりになる。いつも正面ばかりでなく、立体感覚を持つことが大切だ。

例えば、部屋の中のパジャマを見たら一見きれいに畳んであるように見える。しかしその中を広げてみると、糸がほつれていたり、サイズ違いが畳まれているかもしれない。

ホテルでは、その品物の数だけ、違う場所から備品として納品されてから部屋に置かれるまで、沢山の人の手を介していることが多い、その分の細部への点検が必要になる。

やはり掃除は、掃除する人が気が散っていると部屋にその波動が現れ、けしてきれいな部屋にはならない。特に今はコロナ禍でいつも以上に清潔で洗練された、安心な部屋を作りたい。

物が動かせない場合の清掃

ホテルでは1週間以上滞在しているゲストの事をロングステイゲストとして、1泊のゲストとは少し違うアプローチの元サービスを行います。

それには次の5つのポイントがあります。

1. 十分な備品の提供

1週間以上滞在されるロングステイゲストには、あらかじめアメニティや備品が足りなくならないよう、あらかじめ大きなサイズのボトル類やタオルなども多めに準備しています。またハンバーや洋服のラックも、荷物が多い場合、生活スタイルに合わせ追加し、対応します。もし滞在中によくお水を召し上がられているのであれば、お水を多めに補充します。その際、心のこもったメッセージも添えて、「多めにお水をセットさせていただいております。乾燥して来ていますので、加湿器もセットしています。滞在中ほかにお手伝いできることございましたら、遠慮なくお知らせください。」などとメモ書きを添えて、お部屋を清掃している担当者をお知らせするのもパーソナルなサービスである。

2. ランドリーサービスの提供

ロングステイのゲストは、滞在中に何回かのランドリーサービスをご利用になることがあります。そのため、シャツのアイロンやノリのお好みなどをあらかじめお伺いして、毎日聞くことがないよう、努めることが大切です。中には襟の折り目をミリ単位で指定される方、また滞在中に購入した洋服の修理もお受けするため、ロングステイゲストはかなりゲストと身近な距離でサービスをさせていただくため、親近感と節度を保って行います。

3. 挨拶

毎日お会いしているうちに家族のようになるロングステイのゲストですので、あちらもホテルスタッフの名前を覚えてくれます。その際は、ホテル独特の挨拶や決まりきったサービスを逸脱し、なるべくゲストの滞在が居心地が良い距離感を保つ必要があります。そのため、今日の○○はいかがでしたか?などパーソナルな会話を心掛けます。

4. Forbes★★★★エリア分け整理整頓

ロングステイの清掃は、ハウスキーピングの中でも特にベテランハウスキーパーが行うことが多い。チェックアウトの清掃は、”掃除”や部屋のセッティングさえ知っていればできるのだが、ロングステイの清掃はゲストのお好みや注意事項とステイ清掃のコツを理解していないと、良い掃除にはならないからである。

特にゲストの3日目以降は、スーツケースの中身だけでなく、ショッピングしてきた紙袋、お土産袋、そのアイテムがどんどん増えていく。その時注意することは、間違えてうっかりとごみに紛れていた小物を捨てないようにすること。すべての空箱、袋の中まで、しっかりと確認します。また、机の上に小銭や、物で溢れてしまう場合は、その用途に応じてなるべく頭の位置を揃えスペースを作ってあげることで、視覚的にもスペース的にも直線になり、空間が生まれます。

自宅と一緒で、自分で上手に部屋を区切って食事する場所、スタディエリアなどとエリア分けされている場合がある。しかし大概の場合は、ハウスキーピングに一任されている。そこで、Forbes ★★★★の基準である、「ゲストの持ち物は動かさない」を基準にしながら、少しだけ整えて空間を作ることを心掛けよう。また、仕分けの際、ホテル備品である、籐のバスケット、貴重品入れ、ステーショナリボックスを使い、それぞれが必要な場所で整理整頓できるような場所を提供します。そうすると、ゲストはその新しく加えた備品に物を入れようとして、自然に物が整理整頓されていきます。そして、もともとの機能である机にスペースを作ることができ、ゲストが快適に部屋を使うことのサポートをしています。ご家族の多いと自然と物も多くなるのは当然です。ご家庭でも、使用するエリア分けから初め、少四ずつ、空っぽの収納を置いてみると、自然に物の仕分けが始まりますよ!

5. 物がある場合の清掃注意点

どんなに毎日清掃していても、机の上に物が沢山ある場合、埃はたまります。やはり3日に一度は必ず物を持ち上げて、清掃する必要があります。基本ホテルではすべての部屋を毎日清掃していますが、ステイ清掃に関し、物が多い場合は物の周りだけを拭くのではなく、持ち上げて拭いて整えます。それをしないでいると、部屋の空気がよどんできて、清掃しても浄化まではいかないからです。ただし、滞在中はそのゲストのお家みたいなものなので、それでもできる限りの対応をしますが、長い滞在が終われば必ず特別清掃を行い、隅から隅まで一日かけ臭いまで除去して、完全に新しくなった部屋を提供しています。

邪気を払う「しゃ法」

管理人のQigon Masterによれば、最も簡単に邪気を払う方法は、しゃ法」という邪気を出し気の流れをよくする発散の気功法があります。それが朝礼などですぐにできるのでここで紹介しておこう。先生によると、中国では、朝の挨拶をしながらこの「しゃ法」を行っている場合も多いようです。

□気功には「泄法(しゃほう)」「補法(ほほう)」がある

まず「しゃ法」である気功法を行うことで、身体の中にある邪気を外に出し、気が流れやすい身体を作ります

次に「補法」により、外からの気のエネルギーを取り入れます。

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やり方は 自然に楽な姿勢で立って、そのまま手を前後に振る動作を繰りだけです。

手を前に振る動きにイメージを合わせて指の先から邪気が出ていく、遠くに飛んでいくとイメージします。

邪気とは不安や悩み、ストレス、病気などいらないものです。なるべく遠くに、できれば宇宙の彼方に飛んでいくようなイメージです。

以前、こんな話を聞いたことがあります。

あるイギリスのスパ製品を作っている工場では、最高の状態の製品を作るため、まずそのボトルにオイルを詰める前に、スタッフ全員が気功をして、

邪気がない心になってから、ボトリングの作業を行うほど徹底している会社もあるそうです。

それぐらい、肌に直接つけるものや液体は影響があるものという考え方は参考になりました。

それを知った後は、管理人もその掃除をする人を罰せないということを心掛けている。

最初にも書いた通り、ハウスキーパーも人間である。

部屋の状態が悪い場合、空間を通し、その磁場に影響を与えてしまう可能性があります。改善してほしい技術の面で、まずそのスタッフに伝える必要がありますが、逆に自分がそのスタッフと対し話す際には、自分も穏やかな気持ちで浄化してほしい、またはその癖を直してほしいと良いエネルギーを送りながら話すようにします。

もしそれが少しでも怒り=邪気の入ったメッセージを送ってしまうと、次の日に逆効果になることもあるので気を付けましょう。

ここの所本当に大事なのです!

ホテルのキッチンで使用している、酒造会社から発売されているアルコールドーパーパストリーゼ、口に入れても安心なため、歯ブラシやまな板も除菌でき、コロナ基準のアルコール高純度77%もクリアしていて超おすすめです。管理人は、たまに窓ガラスの清掃にも使っています。

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